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Yukiko Yanagida's blog

柳田由紀子(やなぎだゆきこ)=むかし編集者、いまライター、在ロサンゼルス。単身赴任の夫を待つ妻で、家事もけっこう真面目にやってます。

〈舟屋〉の町、京都府伊根は33年ぶりの大雪だった

 日本列島は桜前線が通過中ですね。ちょっと前の話になりますが、一昨年、昨年に続き、またまた伊根に行ってきました。

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  実は私、昨年、JALの機内誌「Skyward」の英語版で伊根をリポートしました。その記事を読んだアメリカ人の夫が、「俺も行く!」ということで真冬の伊根行きとあいなったのでした。「Skyward」2016年10月号。

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  行ってみると、伊根は、なんと33年ぶりの大雪の只中。すっぽりと雪に覆われ、到着翌日には交通機関もすべてストップしちゃった伊根なのでした。ものすご〜く寒かったし、予定も狂っちゃったけど、素晴らしい景色でした。私は宿の炬燵に丸くなっていましたが、呑気な夫は、「33年に一度しか見られない光景だよ!」と、ニコニコしてひとりで雪の町に出かけて行きました。よって、以下の写真は、私が旅館から撮ったものと、夫の町歩き写真の合作です。

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 こっちも雪。

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 あっちも雪。時折、滝のように山から雪が落ちてくる景色は圧巻でした。

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 防水ブーツを履いていて助かった。

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 船にも雪が積もる。漁師さんも雪かきで大忙し。

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 ほんの短い間、日が差すこともありましたが。

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 すぐにまた、空はどんよりとしてくるのでした。

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 伊根唯一の酒蔵、向井酒造も雪に覆われて。→向井酒造

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「Skyward」でリポートさえてもらった漁師の橋本弘さんが、晴れ間を縫って、夫をボートに乗せてくれました。

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 ボートからの眺め。この時、寒がりの私はもちろん炬燵の中。

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 帰る日、遠くに見えた天橋立。樹氷みたいになっているのがわかりますか? 地元の人も、「こんな天橋立は見たことがない!」。

 伊根は、京都府の北端、丹後半島にあります。行き方は、以前書いた記事を読んでください。

www.yukikoyanagida.com

 上のブログを書いた時、私は「与謝荘」に泊まりました。モダンで素敵な宿だったのですが、いかんせん狭い。伊根には、同じような宿代で、もっとゆったりとした宿が何軒もあります(たいてい1日1組限定)。ということで、前回と今回はそんな宿に宿泊しました。とても良いお宿なので紹介したいのですが、宿のおかあさんが、「ひとりで切り盛りしているから、お客さんがたくさん来ると困るんよ。堪忍してな」ということで、宿名は記しません。以下のサイトに伊根の宿がたくさん紹介されているので、ご参考までに。

           →伊根町観光協会 | 海の京都、伊根町のいい良いとこをお届け

 
 

本気料理のレセピ:牛テールの中華風煮込み

 風邪が抜けきれず、へばっています。そこで体力回復のために、コラーゲンぷるんぷるんの牛テール(尾っぽ)を中華風に煮込んでみました。

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【広告:下に記事つづく】

 

 ただし、「本気料理」と銘打っているだけあり、「茹でる、揚げる、炒める、煮込む」の4工程を首尾よくこなさないとなりません。さらに調理は全部で4、5時間かかります。気合いがいります。でも、便利なのはほぼ中華鍋ひとつで調理できる点。よって、調理後の洗い物は楽ちんです。

*用意するもの/牛テール、ネギ、生姜、紹興酒(日本酒でも可)、中華スープの素、醤油、砂糖、八角、好みで大根。

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 牛の尾、テール。お肉屋さんでこんな風に筒切りしてもらってください。

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真珠湾攻撃の〈終着駅〉、「マンザナ日系人強制収容所」(カリフォルニア州)を訪ねる

 ここに来るのは、5回目になるでしょうか。数年ぶりにマンザナ戦時下日系人強制収容所」を訪ねました。前回訪問した時には、体育館を改造した博物館と、復元された監視塔しかなかったのだけれど、今は、他にもいくつかのバラックが新設されていていて再訪した甲斐がありました。

 マンザナは、はっきり言って遠いです。しかし、日米史を理解する上で極めて重要な場所なので、是非とも行かれることをおススメします。 

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 第二次大戦中の「マンザナ日系人強制収容所」。砂塵吹きすさぶ荒涼たる地。photo/ Dorothea Lange/ National Archives

 まず、マンザナ日系人強制収容所」について簡単に説明しますね。

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フリッパーの末裔イルカと泳げる、フロリダ・キーズのドルフィン・リサーチ・センター

ドルフィン・リサーチ・センター」(非営利団体)の「Dolphine Encounter」は、イルカと泳げるプログラム(全約1時間(↓))。イルカと泳ぐ時にはフィンを掴みますが、イルカに痛みはないといいます。全米の同様なプログラムについて以下参。

http://www.ammpa.org 

 

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 子どもの頃、『わんぱくフリッパー』が大好きだった。陽光燦々のフロリダ、ハンサムなパパ、美しい少年、そして、彼らと暮らすイルカフリッパーの愛らしさ。そのフリッパーの末裔と泳げる施設があると知る。

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 場所は米最南端、キーウエストとマイアミの中間地点にあるグラッシィ・キーの「ドルフィン・リサーチセンター」(↑)。このセンターには、27頭のイルカが生息するが、その内5頭が、1963年公開の映画でフリッパー役を演じた雌のバンドウイルカ、ミッツィの血を引くという。

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決定版・必読! 体験的当日券の買い方:大相撲東京場所、両国国技館

 今年夏場所のこと。両国国技館での相撲観戦をあきらめていたところ、突然の出張延期でぽっかりと時間が空き、いてもたってもいられず当日券を求めて国技館に向かいました。そして、めでたくチケットをゲット。ただし、情報が錯綜していて自分も不安だったので、ここで「決定版・必読! 体験的当日券の買い方」をまとめたいと思います。

 なお、相撲が下火な時期ならともかく、昨今のように人気がある場合は、前売券を買うことを強く、つよくお勧めします(日本相撲協会公式サイト)。当日券ゲットはハッキリ言って大変です。疲労困憊します。 

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 私が当日券を求めたのは、平成28年夏場所(於:東京両国国技館)。朝4時起床、5時少し前に駅へと向かいました。家(うち)から両国は日中なら30分程度ですが、早朝は電車が少ないので1時間みました。この日は13日目。平日の金曜とはいえ、「白鵬・稀勢の里の全勝対決」があったので、この時間でも当日券が取れるか心配。 

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 6時、国技館到着。ざっと数えたところ行列は100名程度(うち1/3程度が外国人でした)。まあ、大丈夫とひと安心です。というのも、当日券は2階14列の自由イス席(他の席も完売していなければ売る)。この席は、東西南北に各100席あるので全400席だからです(でも、どういうわけか売り出される席数は毎日異なり、通常300〜350枚)。

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シェイク・シャック、ロサンゼルス第1号店:〈ベター・バーガー〉はこれで決まり!

ベター・バーガー〉とは、主にファストフード店が扱う高級バーガーのこと。特徴は、1)高品質の牛肉、2)オーダー後にパテを焼く、3)ケチャップは手動式デカボトル、4)値段が高めなどです。

 全米でベター・バーガーが最も充実しているのはロサンゼルス。そもそもマクドナルド1号店はこの街の近郊で生まれたし、元祖ベター・バーガーの「イン・ン・アウト」(1948〜)や「ザ・ハビット」(1969〜)、新手の「ウマミ」(2009〜)など、チェーンが凌ぎを削っています。そんな〈激戦区〉に最近乗り込んだのが、ニューヨークの「シェイク・シャック」です。

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 シェイク・シャックの発祥地はマジソンスクエア・パーク。レストラン経営者のダニー・メイヤーが、ここでホットドッグを売り始めると評判を呼び、次第にベター・バーガー・チェーンへと発展しました。

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 ウエスト・ハリウッドに開店したシェイク・シャックのロサンゼルス第1号店(上の写真)を訪ねると、平日の昼下がりだというのに行列が。ワンコも並んでいました。

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 並ぶこと15分。レジで、最もシンプルな看板メニューの「シャック・バーガー」を注文したらカードを渡されました。出来上がったらカードが光るので取りに来いとのこと。

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 再び待つこと約5分。目の前に差し出されたバーガーは、フツーの形状でした($5.29。ホルモン剤未使用のアンガスビーフ100%)。

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夏の夜のドライブインシアター

 ドライブインシアターなんて、とうの昔に消えたものと思っていました。ところがどっこい今も現役と最近知りました。とはいえ、現在全米のドライブインシアター数は、1950年代の全盛期に較べ1/10以下のわずか350軒ほど。過日、そのうちのひとつ、ロサンゼルス郊外の「Vinleand Drive-In 」を訪ねました。

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 ドライブインシアターの始まりは1933年6月6日。その夜、銀幕を飾ったのはアドルフ・マンジュー主演の『Wives Beware』だったという。

 初めて行ったドライブインシアターは、意外なことに大盛況。開場前からゲートに車の行列ができ、夕方の開場と同時に広い野原に次々と車が入って行きます。が、なぜか、スクリーンにお尻を向けて駐車する車が多いのです。はて?

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