Yukiko Yanagida's blog

柳田由紀子(やなぎだゆきこ)=むかし新潮社の編集者、いまノンフィクション作家、在ロサンゼルス。『宿無し弘文ースティーブ・ジョブズの禅僧』(集英社文庫)で第69回日本エッセイストクラブ賞。「文藝春秋・電子版」にて、伝記「誰も知らないジャニー喜多川」連載開始。米国人の夫と二人暮らし。家事もけっこうまじめにやってます。オフィシャルサイト=www.yukikoyanagida.com

荘厳なマンモス・レイクスに抱かれた露天風呂:ワイルド・ウィリーズ温泉(カリフォルニア州)

 一見、ただの川に見える下の写真。実は、すべて温泉で満たされているんです。所は、カリフォルニア州中央部のマンモス・レイクス付近。ワイルド・ウィリーズ温泉Wild Willy's Hot Springs。別名・クロウリー温泉[Crowley Hot Springs])と呼ばれるアウトドアの露天温泉です。

クローリィ温泉(カリフォルニア州)の写真

写真中央にぬくっと顔を出しているおじさんは、温泉につかって満足気。後方には、入浴後に土手を歩く2人連れ。

 私が、ここを訪れるのは2度目。前回は1998年10月末、秋だというのに雪のちらつく日のことでした。前客におじさんがひとりいましたが、真っ裸。雪で視界がぼやけていたこともあり、私も同行した女ともだちとともに思い切って裸で入浴しました。つまりは混浴です。寒い日でしたが、40℃程度のぬる湯があったかく、長湯の後には身体がぽかぽかしたことを憶えています。

 今回は、秋晴れのワイルド・ウィリーズ温泉を再訪しました。

クローリィ温泉(カリフォルニア州)の写真。

駐車場(行き方は後述)から歩いて10分程度。この辺りは湿地帯ですが、歩きやすいボードウォークが温泉まで続いています。カリフォルニアの青い空の下、半袖半パンの人々が行き交う。

クローリィ温泉(カリフォルニア州)の写真。

荘厳なマンモス・レイクスの山々に抱かれて温泉へと向かいます。ただし、時折、放牧された牛の糞の匂いがプーンと。

クローリィ温泉(カリフォルニア州)の写真。

到着しました。道が二股に分かれているのがわかりますでしょうか? 右が3、4の湯船がある大きいほうの温泉(冒頭写真)、左が湯船ひとつの小さいほうの温泉です。

クローリィ温泉(カリフォルニア州)の写真。

小さいほうの温泉。小さいといってもけっこう大きいです。湯温は約41℃。私は、こちらのほうが好きでした。少々白濁した温泉でほんのりと硫黄の香り。

クローリィ温泉(カリフォルニア州)の写真。

大きいほうの温泉。数カ所から温泉が湧き、4、5つの湯船がゆるく繋がる川湯温泉となっています。よって、湯温や深さは湯舟によって微妙に異なります。なお、雨続きの後には、ひとつの巨大露天風呂に変身することもあるらしい。

ワイルド・ウィリーズ温泉(カリフォルニア州)の写真。

こちらは、寝湯に適したこんな浅い湯船。いい感じです。でも、苔が生えていたり、底が泥だったりするので清潔好きな人にはきついかもしれません。雪の日の前回と違い今回は人が多く、みなさん水着着用でした。

クローリィ温泉(カリフォルニア州)の写真。

「マイ桶」(笑)の向こうに山々が見える。

 この辺りは「イースタン・シェラ」(シェラネバダ山脈の東側)と呼ばれ景観が素晴らしいです。熱めの湯も、ほんのり硫黄の香りもとてもよかったです。ただ、当日は気づかなかったのですが、翌日に虫刺されを数カ所に発見。そもそもが湿地帯なのでいろいろいるんでしょうね。

 雪山の眺めを堪能したいなら、春に行くのがベストです。

 この前日に行った日帰り温泉のリポートは、こちら↓。

マンモス・レイクスから約20キロ、車で30分弱。ハイウエイ395の北にあります。

クローリィ温泉(カリフォルニア州)の写真。

ハイウエイ395と交差するベントン・クロッシング・ロード(Benton Crossing Road)を左折します。この教会が目印。

クローリィ温泉(カリフォルニア州)の写真。

ベントン・クロッシング・ロードに入ると、このような光景に。しばらく行くと↓。

クローリィ温泉(カリフォルニア州)の写真。

「ホット・スプリングス・ロード」(Hot Springs Road)が右手に見えます。右折。舗装されていない道に入りますが、SUVじゃなくても走行できます(ただし、雨や雪の日は普通車は危険)。チェーン・ゲートを越えてしばらく走ると駐車場です(簡易トイレあり)。